光目覚まし時計のメリットを知りたい!
光目覚まし時計のデメリットもあるなら教えて!
他にも注意点はあるのかな?
こんな疑問にお答えします!
- 本記事の内容
- 光目覚まし時計とは?
- 光目覚まし時計のメリット・デメリット
- 光目覚まし時計を使うときの注意点
- 本記事の信頼性
光目覚まし時計を半年以上使っている僕が解説します。
この記事では、光目覚まし時計のメリット・デメリットについて、書いています。
最近、光目覚まし時計が目覚めや睡眠に良いと聞くけど、実際どんなメリットがあるか、よくわからないですよね。
その気持ち、わかります。
僕も光目覚まし時計を使い始める前は、よくわかっていませんでした。
なので今回は半年以上、光目覚まし時計を使っている僕が、光目覚まし時計のメリット・デメリットについて、解説します。
光目覚まし時計のことが気になる方は、最後までお付き合いくださいね。
この記事は3分で読めます!
光目覚まし時計のメリットとは?
光目覚まし時計のメリットは下記の7つがあります。
- 光目覚まし時計のメリット
- 音で起きるより目覚めがすっきりする
- 日の出のように徐々に明るくなっていく
- 眠るときにも使える
- 照明としても使える
- 一緒に住んでる人に迷惑が掛からない
- 睡眠の質が高まる
- 日光と違って日焼けをしない(紫外線がない)
順番に解説していきますね。
音で起きるより目覚めがすっきりする
光目覚まし時計を使うと、音の目覚まし時計で起きるより目覚めがすっきりします。
理由は徐々に光が明るくなって起きるから。
音で起きるといきなり大きな音で起こされるので、カラダはびっくりしてしまいます。
音の目覚まし時計は大きな音で起きるので、心拍数や血圧が急上昇します。
そうすると交感神経も刺激されて、一気に交感神経優位の状態になってしまいます。
また、自律神経が乱れてしまうので、寝起きの不調に繋がることがわかっています。
参考:J-STAGE「目覚まし時計刺激による心血管系反応」
音でびっくりして起きるのではなく、光で徐々に目覚めていくので、寝起きもすっきりするんです。
日の出のように徐々に明るくなっていく
光目覚まし時計には、日の出機能がついてることが多いです。
日の出機能とは名前のとおり、日の出のように光目覚まし時計が徐々に明るくなっていく機能。
セットした時間から起床時間までに、時間をかけて明るくなっていきます。
例えば、暗い部屋にいたのに、いきなり部屋の電気をつけられると、まぶしくてストレスを感じるときがありますよね。
光目覚まし時計は段々と明るくなるので、いきなりまぶしいと感じることなく、ストレスなしで起きられます。
眠るときにも使える
種類にもよりますが、眠るときにも使える光目覚まし時計もあります。
就寝時にも使えるのは、日の入りモードがある光目覚まし時計。
日の出機能とは逆で、セットした時間に向けて少しずつ暗くなっていく機能です。
徐々に光が弱くなるので、太陽が沈む時のように、部屋の中を段々と暗くしてくれます。
部屋が少しずつ暗くなるので、入眠しやすくなります。
寝つきが悪い方におすすめの機能ですよ。
照明としても使える
光目覚まし時計は目覚ましの使い方以外にも使えるので、照明として使うことも可能です。
どの光目覚まし時計も、ボタン1つでスイッチON/OFFを切り替えられるのでお手軽。
光の強さを調整できる機能(調光機能)がついている光目覚まし時計が多いので、間接照明やベッドライトとして使えますよ。
一緒に住んでる人に迷惑が掛からない
光目覚まし時計は音ではなく光で起きるものなので、一緒に住んでる人が自分の目覚ましの音で起きてしまう、ということは起こりません。
音の目覚まし時計だと他の部屋から目覚ましの音が聞こえてきて、起きてしまうことがありますよね。
他の音の目覚まし時計で起きるのは、かなりストレスですが、その心配が不要になります。
光だけで音はでないように設定できるので、他の人に迷惑をかけずに起きられますよ。
ただし、同じ部屋で寝ている人は光で起こしてしまう可能性はあります。
睡眠の質が高まる
光目覚まし時計を使うと、睡眠の質が高まります。
なぜなら体内時計がリセットされて、メラトニンの分泌を抑えて、セロトニンの分泌を促進するから。
人の体内時計は24.2時間や25時間と言われています。(諸説ありますが)
しかし、1日は24時間なので、光を浴びて体内時計をリセットする必要があります。
人間はおよそ「24.2時間」のサーカディアンリズムで動いている。そんな私たちが、24時間の地球のリズムに同調できるのは、光があるためだ。(中略)体温、自律神経、脳やホルモンの働きも、光がないとリズムが崩れて調子が悪くなってしまうのだ。
引用:西野精治『スタンフォード式 最高の睡眠』p.174,176
光目覚まし時計の光を浴びると、体内時計をリセットできるので、リズムが整います。
また、光を浴びることで催眠作用のある「メラトニン」の分泌を抑え、精神を安定させ脳を活性化させる「セロトニン」を分泌させます。
体内時計に働きかけることで、覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用があり、「睡眠ホルモン」とも呼ばれています。
朝、光を浴びると、脳にある体内時計の針が進み、体内時計がリセットされて活動状態に導かれます。
引用:体内時計と睡眠のしくみ|体内時計を調整するホルモン、メラトニン|体内時計.jp
他の神経伝達物質であるドパミン(喜び、快楽など)やノルアドレナリン(恐怖、驚きなど)などの情報をコントロールし、精神を安定させる働きがあります。
参考:セロトニン | e-ヘルスネット(厚生労働省)
朝日を浴びると、光刺激によって脳内のセロトニンの分泌が活発化します。
引用:冬季うつへの対処 幸せホルモン(セロトニン)とダークホルモン(メラトニン)を味方につける|疾患について|名古屋市瑞穂区の心療内科・精神科あらたまこころのクリニック
メラトニンとセロトニンが正常な働きをするので、体内時計も整って睡眠の質が良くなるんです。
日光と違って日焼けをしない(紫外線がない)
光目覚まし時計は日光と同じように明るいのに、紫外線がないものが多いです。
なので、美容に気を遣っている方にもおすすめできます。
もちろんすべての光目覚まし時計が紫外線がないわけではないので、購入するときはチェックしてくださいね。
光目覚まし時計のデメリット
光目覚まし時計のデメリットは次の7つです。
- 光目覚まし時計のデメリット
- 光が顔に当たらないと効果が出ない
- 音の目覚まし時計より値段が高い
- コードありの光目覚まし時計が多いのでレイアウトが面倒
- 光の当たる角度の調整が面倒
- 明るくても平気で寝られる人は効果が出ない可能性あり
- 光目覚まし時計の効果を感じるまでに個人差がある
- サイズが大きいものはスペースの確保が必要
1つずつ解説していきますね。
光が顔に当たらないと効果が出ない
当たり前なんですが、光が顔に当たらないと効果はありません。
音と違って、目で明るさを感じて起きる光目覚まし時計なので、光が顔に当たるように調整する必要があります。
もし布団にもぐって寝ていたら、買っても効果はないので注意してください。
音の目覚まし時計より値段が高い
光目覚まし時計は基本的に値段が高いです。
もちろんピンキリですが、安くても4,000円、高ければ30,000円します。
もちろん高いほど明るかったり、機能が豊富、高性能と良いことがたくさんあります。
しかし、スマホの目覚まし時計アプリはタダですし、音の目覚まし時計を買うとしても、1,000円程度。
ある程度の出費は覚悟しましょう。
コードありの光目覚まし時計が多いのでレイアウトが面倒
光目覚まし時計は強い光を発する目覚まし時計です。
強い光を発するには、ある程度の電力が必要なため、コードありの光目覚まし時計がほとんどです。
部屋のレイアウトやコンセントの数次第では、どのように設置をするのか、どうコンセントを使うのかを考える必要があるので、面倒です。
光の当たる角度の調整が面倒
光目覚まし時計を効果的に使うには、光の当たる角度を調整する必要があります。
理由は顔に光が当たらなければ起きられないから。
なので、光が当たるように角度調整が必要なんですが、面倒に感じる人にとってはデメリットになります。
光をどう当てればいいのかは、下記の記事で解説しているので、参考にしてくださいね。
明るくても平気で寝られる人は効果が出ない可能性あり
明るい部屋でも昼寝できる人などは、光目覚まし時計の効果が出ない可能性があります。
なぜなら明るさに耐性があるから。
明るくてもまぶしいと感じなければ、光目覚まし時計の光もまぶしいと思わないかもしれません。
なので、明るくても平気で寝られる人は効果が薄い可能性があります。
それでも「どうしても光目覚まし時計を使いたい!」という方は、特に明るい光目覚まし時計を使うのがおすすめです。
具体的には2,500ルクス以上の光目覚まし時計がいいでしょう。
さまざまの光目覚まし時計を使用した僕からすると、2,500ルクス以上の光目覚まし時計になると明るさが一段と変わります。
下記の記事で2,500ルクス以上の光目覚まし時計を紹介しているので、ぜひご覧ください。
光目覚まし時計の効果を感じるまでに個人差がある
光目覚まし時計を使ったら、誰でも1日で効果が出るわけではありません。
効果が出るまでに個人差があります。
1日で出る人もいれば、3か月かかる人もいます。
すぐに結果が出てほしい方にはデメリットですが、気長に根気強く光目覚まし時計を使っていきましょう。
ちなみに僕が2週間で効果が出ました!
サイズが大きいものはスペースの確保が必要
光目覚まし時計の種類によって、サイズが違います。
サイズが小さくて、ベッドのヘッドボードに置けるものもあれば、サイドテーブルでないと置けないもの、床に置いて使うしかないものもあります。
一般的な目覚まし時計以上に、サイズを確認したうえで、何を買うか選ばないといけないのはデメリットです。
自分の置きたい場所の広さを確認してから、光目覚まし時計を購入しましょう。
光目覚まし時計を使うときの注意点
様々なメリットがある光目覚まし時計ですが、注意点もあります。
注意点を気にしないまま光目覚まし時計を使うと、効果が出なかったり、身体に支障が出たりするので、注意してくださいね。
- 光目覚まし時計の注意点
- 置き場所を考えないといけない
- 直視しないようにする
- 根気強く使い続ける
- 明るくない光目覚まし時計では効果が出にくい
順番に解説していきますね。
置き場所を考えないといけない
同じことも繰り返しになりますが、光目覚まし時計は顔に光が当たらなければ、効果がありません。
なので、自分の顔に光が当たる置き場所を考える必要があります。
また、置き場所を考えるときには光目覚まし時計のサイズも考慮するといいですよ。
直視しないようにする
ほとんどの光目覚まし時計は紫外線がないですが、光はかなり強いです。
なので、光を直視しすぎると目が痛くなる可能性があります。
日光と同じように、目を守るためにも直視しないようにしましょう。
根気強く使い続ける
「光目覚まし時計の効果を感じるまでに個人差がある」でも解説しましたが、光目覚まし時計は根気強く使い続ける必要があります。
理由は光目覚まし時計の効果が出るまで、個人差があるから。
効果が1週間で出るのか、1か月で出るのかは誰にもわかりません。
なので、根気強く使い続けましょう。
まずは1か月使い続けると良いと思います!
明るくない光目覚まし時計では効果が出にくい
光目覚まし時計はたくさん種類がありますが、中には明るくない光目覚まし時計もあります。
光の明るさで起きるのに、明るくない光目覚まし時計を使ったら、起きれない可能性が高いです。
なので、光目覚まし時計を選ぶときには明るい光目覚まし時計を選ぶといいですよ。
僕の実体験としては、2,500ルクス以上の明るさがあると効果が感じやすいです。
おすすめの光目覚まし時計と2,500ルクス以上の光目覚まし時計は、下記の記事でまとめてあります。
ぜひ読んでくださいね。
まとめ:光目覚まし時計は睡眠の質が上がり、生活リズムが整うアイテム!
本記事は「光目覚まし時計のメリットとデメリットを7つずつ紹介!」について書きました。
光目覚まし時計の一番のメリットは睡眠の質が上がり、生活リズムが整うことです。
朝の目覚めもすっきりします。
デメリットもありますが、金銭的な問題や光を自分の顔に当てるために手間がかかるものです。
一度解決してしまえば、あとは気にならないものばかりなので、メリットのほうがたくさんありますよ。
光目覚まし時計で、睡眠の質を上げて快適な朝を迎えましょう!
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